「SHIKIORI ―四季織―」とは?
四季織とは、セーラー万年筆が展開している「日本の四季」をテーマにした一連の筆記具のシリーズです。
万年筆を中心に、ボールペンやシャープペンシル、マーカー、ボトルインク、カートリッジインクなどの製品があり、日本の四季を彩るようなカラーバリエーションとなっています。
四季織のボトルインクの色と特徴
四季織のボトルインクはさらにテーマにそった5つのシリーズがあり、それぞれに春・夏・秋・冬をイメージした4つの色で構成されています。
シリーズの「十六夜の夢」だけは、各季節に4つの色があるため、4×4=16色となります。
- 十六夜の夢(いざよいのゆめ):16色
- 月夜の水面(つゆよのみなも):4色
- 雨音(あまおと):4色
- おとぎばなし:4色
- 山水(さんすい):4色
シリーズの名前も、それぞれのインクの名前も、色のイメージが広がるようなおしゃれな色名が特徴です。
四季織「十六夜の夢」の内容
「十六夜の夢」は、季節の彩りを思い描いた色彩のシリーズです。4つの季節に4つの色があり、全16色のラインナップになります。
春の色:4色
・若鶯(わかうぐいす)…覚えたばかりのさえずりで春を告げようとする若い鶯
・桜森(さくらもり)…舞う花弁に誘われて見上げた先に広がる桜色の森
・匂菫(においすみれ)…早春の穏やかな風に甘い香りを乗せる匂菫
・海松藍(みるあい)…深海でたなびく海松のように青みがかった深緑
夏の色:4色
・藤姿(ふじすがた)…藤の花序の下うら若き娘が見せる優雅な舞姿
・蒼天(そうてん)…一点の曇りもなく突き抜けるような蒼い空
・土用(どよう)…ジリジリと照りつける太陽に大地までもが灼け乾く
・利休茶(りきゅうちゃ)…真夏の渇きを潤す渋みが引き立つ一服の茶
秋の色:4色
・金木犀(きんもくせい)…可憐な花から豊かな芳香を漂わせる金木犀
・山鳥(やまどり)…渓流の向こう岸に舞い降りた美しい山鳥
・奥山(おくやま)…秋の奥山に広がる紅葉の群れが緋色の絨毯を織りなす
・仲秋(ちゅうしゅう)…仲秋の名月が浮かぶ静かな夜空
冬の色:4色
・時雨(しぐれ)…冬の訪れを伝えるかのようにふいに降りだした小夜時雨
・雪明(ゆきあかり)…静寂をほのかに照らす淡い雪明り
・囲炉裏(いろり)…肌を刺す寒さをも和らげる囲炉裏の暖かさ
・常盤松(ときわまつ)…雪の重みに耐えながら じっと春を想う松葉