ギフトにおすすめ【高級色鉛筆】3選

色鉛筆の世界

高級色鉛筆はまるで宝箱です。
ケースを開ける時はいつもワクワクしますし、品質の良い色鉛筆は自分を表現できる最高の宝物になります。

私も自分用に色鉛筆を買う時は実用性を重視しますが、ギフトとしてプレゼントする場合は、見た目ブランドのイメージも無視できません。

そこでここでは、色鉛筆大好きな私が「人にプレゼントするならこれを選ぶよ!」というギフト向け高級色鉛筆を、予算別に紹介したいと思います。

ギフトの場合、色鉛筆に詳しくない人が、色鉛筆に詳しい人にプレゼントするケースも多いと思うので、まずは高級色鉛筆を選ぶ時のポイントから紹介していきます。

記事が長くなるので結論を先にいうと…

おすすめの高級色鉛筆は
・不動の人気のポリクロモス
・世界最高峰のルミナンス
・日本産で作りが丁寧なユニカラー
です!

それでは詳しく紹介していきましょう!

目次

はじめに

  • この記事では価格が一万円程度の色鉛筆を中心に、五千円~三万円程度のギフト、プレゼントにおすすめの色鉛筆を紹介しています。
  • 色鉛筆は無名ブランドのものはおすすめできません。予算オーバーの場合は、ポリクロモスルミナンスの本数の少ないセットを選びましょう。
  • 逆に予算に余裕があるなら各セットの【木箱入り】はギフトに最適な商品です。
  • 記事では実売価格を紹介していますが、価格は変動しますので参考程度に考えてください。
  • 平均してAmazonが安く(40%オフなど)買える事が多いです。

ギフト用 高級色鉛筆の選び方

画材の世界はブランドが確立されており、画材の品質は価格に比例します。

色鉛筆で一万円というと「高い!」と感じるかもしれませんが、一般的な色鉛筆と高級色鉛筆はまったく別物だと思ってください。

色鉛筆の成分

色鉛筆は色の成分である顔料を蝋などで固めた「芯」と、芯を包む木や紙の「軸」でできています。

純度が高く高品質な素材で作られた色鉛筆は、発色がクリアで色褪せもしにくく、美しい色が長持ちします。

低品質な色鉛筆は芯に不純物が混ざっていたり、軸の木が粗悪だったりすることもあるので、ギフトには向いていません。

色鉛筆はきちんとしたメーカーのものを選び、予算は本数で調整するのがおすすめです。

ブランドとラインナップ

色鉛筆にはブランドがあります。
自分では手を出しにくい高級色鉛筆は絵を描く人みんなの憧れです。

色鉛筆をプレゼントするような相手なら、ブランドは知っている可能性が高いので、有名なブランドを選ぶ方が喜ばれるでしょう。

注意したいのが色鉛筆メーカーのラインナップです。

多くのメーカーで「低価格帯の学童向けの色鉛筆」と「高価格帯のアーティスト向けの色鉛筆」があり、それぞれに本数が異なるセットが存在します。

例えば日本の三菱鉛筆の場合色鉛筆 880という学童向けの色鉛筆が有名ですが、同時にアーティスト向けの製品も扱っています。

学童向け色鉛筆は丈夫なことが特徴です。
芯が硬く細かな描画ができますが、色合いは薄くなりがちで、画材というより文房具という印象です。

一方、アーティスト向け色鉛筆は芯が柔らかく、クリアで美しい発色が特徴です。
描き心地がよく退色もしにくい立派な画材です。

色鉛筆に詳しくない人の場合、カランダッシュファーバーカステルなどのメーカー名を聞いただけでは、どの色鉛筆を選べばいいのか迷う事が多いです。

カランダッシュなら「ルミナンス」
ファーバーカステルなら「ポリクロモス」
がアーティスト向けの色鉛筆です。

アーティスト向けといってもプロ専用という意味ではありません。

プロ~アマチュアまで満足できる高品質の色鉛筆です。

油性色鉛筆と水性色鉛筆

実は色鉛筆には「油性」と「水性」があります。

一般的に色鉛筆といった場合は「油性色鉛筆」のことを指します。

水性色鉛筆は芯が水にとける色鉛筆で、水性色鉛筆で描いた色を水でぬらすと水彩のような表現ができます。

普通の色鉛筆としても使えますが、油分を含まない分、芯が硬く、油性色鉛筆と比べると硬い描き心地で、サラッとした薄ぬりの印象になります。

ギフトとしてプレゼントするなら油性色鉛筆がおすすめです!

なぜなら、多くの人が高級色鉛筆に期待するのが「描き心地が滑らかで、濃い色がぬれる」という特徴なので、油性色鉛筆の方が希望に添えることができます。

セットの本数

一番人気のポリクロモス(全120色)の場合、12色・24色・36色・60色・72色・120色のセットがあります。

やはりもらって嬉しいのは全色揃ったフルセットですが、価格的には60色セットくらいが買いやすいかと思います。

予算で調整しやすい部分ではありますが、もらう側の正直な気持ちとしては30色以上のセットがありがたいです。

ケースの違い:メタル缶・紙箱・木箱・合皮

色鉛筆のケースはメタル缶が標準です。
缶入りは丈夫でコンパクトなので最も実用的なケースです。

高級色鉛筆の紙箱は、質感の良い丈夫なハードケースで、蓋にマグネットが入っているなど使いやすくなっています。

高級感のある木箱入りの色鉛筆もあります。
木箱入りは持ち運びに便利ですが、持ち出さない場合は少し場所を取るのが難点かもしれません。

しかし、木箱をパカッと開ける時の感動はギフトならではです。

色鉛筆のケースで軍を抜いているのがペリシアの合皮ケースです。
質感もよくギフトにばっちり!後ほど詳しく紹介致します。

おすすめNo.1 ポリクロモス色鉛筆

ギフトに一番おすすめの色鉛筆はファーバーカステルの「ポリクロモス」です。

芯の硬さと発色のバランスがよく、どんな用途にも使いやすい万能な色鉛筆です。

販売価格は、
120色フルセットで二万円程度。
60色セットで一万円程度。
36色セットで6千~7千円程度です。

深緑色のメタルケースも高級感がありギフトにおすすめです。

さらに、より高級感のある木箱入りのセットもあります。

ファーバーカステル「ポリクロモス色鉛筆」一覧

おすすめNo.2 ルミナンス色鉛筆

二番目は、カランダッシュの「ルミナンス色鉛筆」です。

世界最高峰の色鉛筆で品質は申し分ありません。

販売価格は
76色フルセットが三万円強。
40色セットが二万円弱。
20色セットが一万円弱です。

高価ですが、予算がOKなら間違いなくもらって嬉しい高級色鉛筆です。

76色木箱入りもあります。

カランダッシュ「ルミナンス 色鉛筆」一覧

おすすめNo.3 ユニカラー色鉛筆

三番目は、三菱鉛筆の「ユニカラー」です。

上の2つと比べると芯は少し硬めで、繊細なタッチを好む人や、大人のぬり絵などにもおすすめの使いやすい色鉛筆です。

ゴールドの刻印も高級感があり、一万円程で100色フルセットが買えるのは魅力的です。

特徴的なオリジナルケースは賛否が分かれます。個人的には使いやすいと思いますが、立体的で丁寧すぎるケースはプロ向けではないかもしれません。

本格的な絵を描く人より、趣味で描く人や、子どもへのプレゼントに喜ばれる色鉛筆です。

三菱鉛筆「ユニカラー色鉛筆」一覧

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次