コラム

評判の良い色鉛筆をメーカーごとに紹介

色鉛筆の世界

多くの方が使っている評判の良い色鉛筆をメーカーごとに紹介したいと思います。

はじめに馴染みの深い国産メーカーの色鉛筆を、続いて日本でも一般的な世界の色鉛筆を紹介していきます。

三菱鉛筆(日本)

三菱鉛筆は鉛筆ブランド「ユニ(uni)」で有名な文房具メーカーです。

ユニの誕生は東京タワーと同じ1958年。鉛筆の王様と呼ばれるドイツのファーバーカステル社の「カステル9000番」を目標に研究開発された高級鉛筆です。

その後、ユニの開発で養った技術をもとに、1971年に誕生したのが色鉛筆ブランド「ユニカラー」です。当初はプロ向けの色鉛筆として販売されましたが、今ではプロ~アマまで幅広く愛好されています。

三菱鉛筆の色鉛筆で人気がなのが、油性色鉛筆の「ユニカラー」とそのハイエンドモデル「ユニカラードペンシル ペリシア」です。

ユニカラー(uniカラー)

ユニカラーは、1971年に誕生した日本を代表する色鉛筆です。

全100色の豊富な色数と、立体的で使いやすいオリジナルケースが特徴で、国産の安定した品質はプロ~アマまで人気があります。

発色はクリアですが、海外のものも含めた同ランクの色鉛筆と比べると芯は少し硬めな印象。

混色や重ね塗りで色をぬりこむというよりは、単色で丁寧に色を描きこむタイプの色鉛筆です。

それでも一般的な色鉛筆と比べると描き味は十分なめらかで、程よい硬さも使いやすく、大人のぬり絵やコロリアージュに向いています。

100色フルセットでも、Amazonなどで10,000円以内で購入することができるため、ポリクロモス(後述)と並んではじめての高級色鉛筆におすすめしたい色鉛筆のひとつです。

三菱鉛筆 ユニカラー色鉛筆 100色セット
三菱鉛筆 ユニカラー色鉛筆 100色セット

ユニカラードペンシル ペリシア

ペリシアは、2006年に誕生した日本最高品質の色鉛筆です。

ソフトワックスをたっぷりと含んだやわらかい芯は、しっとりとした滑らかな描き味が特徴で、発色がよく色をしっかりとのせることができます。

テレピン油に溶かすこともできるので、油絵のようなタッチにしたり、布製キャンバスに描くこともできたりと、プロのニーズにもしっかり応えることのできる色鉛筆です。

全36色と色数が少ないのが残念ですが、購入後の満足度の高い色鉛筆です。

オリジナルの合皮ケースも高級感があり、ギフトやプレゼントとしてもおすすめです。

36色フルセットが7,000~8,000円程で購入できます。

三菱鉛筆 ペリシア色鉛筆 36色セット
三菱鉛筆 ペリシア色鉛筆 36色セット

トンボ鉛筆(日本)

トンボ鉛筆は、三菱鉛筆と並ぶ日本の二大鉛筆メーカーです。

1945年に今でもロングセラーとなっている鉛筆「8900」が誕生、1963に最高級鉛筆ブランド「MONO」が誕生しました。

MONOというと消しゴムのイメージが強いかもしれませんが、もともとこの消しゴムも、トンボの最高級鉛筆「MONO100」のおまけにつけられていたものがよく消えると評判になり商品化されたものです。

MONO 消しゴム

トンボ鉛筆の色鉛筆では「色辞典」という、上質な本のようなケースに入った全100色の色鉛筆が人気です。

色辞典(IROJITEN)

色辞典は1988年に誕生した色鉛筆です。

「自然から集めた美しい色」というコンセプトで、色の名前も自然の名前からつけられています。

他の色鉛筆にはないめずらしい中間色が多く、日本らしい風景画を描くときに活躍します。

芯は固めで細かいところはぬりやすいですが、濃い色は出しにくいタイプの色鉛筆です。

色辞典は全100色。

「第一章・第二章・第三章」の各30本のセットの他、一~三章がセットになった「コンプリートセット(90色)」、これらに含まれない色が入った「セレクトセット(36色)」のラインナップがあります。

パッケージがおしゃれで価格もお手頃なので、どちらかというと趣味で絵を楽しむアマチュアの方に人気の色鉛筆です。

トンボ鉛筆 色辞典色鉛筆 コンプリートセット
トンボ鉛筆 色辞典色鉛筆 コンプリートセット